面接で長所と短所を聞かれる理由

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今回は仕事の面接の話になるんですけど、面接に行くと必ず「長所と短所」を聞かれるじゃないですか?

自分は今まで50社以上の企業に面接を行った経験があるんですけど、必ずと言っていいほど聞いてくるんですよね。(転職歴10回以上)

面接で長所と短所を聞く理由

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実は、自分も面接官だった経験があるんですけど長所と短所に関しては上司から「とりあえず聞いてみて」と言われたんで、ただ何となく聞いていました。

多分、これは「自己分析出来ているかどうか?」というのを見抜くために聞いているんだと思いますが、面接ではみんなうまいこと言う訳ですので面接者に質問してもあまり意味がないと思うんですよね。

 

ほんと、何の意味があるんだろう?

面接官になって1番多く聞いた長所と短所

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ちなみに、自分が面接してきて1番多かった長所と短所の説明は次の通り…

 

長所:「コミュニケーションを取ることが得意で、初めて会った人ともすぐに馴染めるところです!(キリッ)」

短所:「1つのことに集中してしまうと周りが見えなくなってしまうところです。」

 

このパターンが1番多かったような気がします。

こうやってみると「当たり障りがない」じゃないですか?

しかし、短所はこのように言うと必ず面接官にツッこまれます…

 

面接官:「1つのことに集中するのは長所に入ると思うんですが?」

 

このように、面接官が問いただすと面接者は必ずこう返してきます…

 

面接者:「集中しすぎて他の作業をおろそかにしてしまうことがありましたので、私の中では短所だと思っています」

 

このように回答されると、面接官は…

「コイツ…自分のことをしっかりと分かっているじゃないか?」

このように感じるようになるんですよね。不思議なことに。

社会に出るとどうしても「理論武装」が有利で、しっかりと骨組みされていない会話はゴミ箱へ放り投げられるんですよね。

 

…ちょっと待てよ?

長所と短所を面接者に聞く理由は…

「理論的に骨組み立てて自分のことを説明できるか?」

…というのを試しているのかな?

 

なんだか長所と短所を聞く理由が分かってきた気がします。

面接で長所と短所をうまく話すコツ

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長所の場合は自分なりに思ったことをそのまま話すか、グットポイント診断などを利用すればいいとうまいこと話せます。

しかし、何も考えず正直に「短所」を話してしまうと大変なことに…

【正直な短所の説明】

・「とにかく1つのことを長く続けられません。なので転職回数も多いです」

・「仕事なんて遊びの二の次に考えてしまうことがあることです」

・「会社勤めをすると上から目線な上司に腹を立ててしまうところです」

 

…こんなこと話してしまったら、一生ニートのままです。(苦笑)

なので、面接で自分の短所を話す場合は「短所だけど長所とも感じる回答」をすることが1番ベストですね!

ですので、先ほどご紹介した「当たり障りのない回答」をマネすることにしましょうか?

 

【上手な長所と短所の説明】

長所:「コミュニケーションを取ることが得意で、初めて会った人ともすぐに馴染めるところです!(キリッ)」

短所:「1つのことに集中してしまうと周りが見えなくなってしまうところです。」

 

これは、先ほどご紹介した自分が面接してきて1番多かった長所と短所の説明になるのですが、当たり障りがなくツッコみどころも少ないので最高だと思いますよ。

 

しかし、短所の説明は「それ長所じゃない?」と言われる可能性がありますので、そんなときは先ほどご紹介した会話の返しをして下さい。

すると、面接官はうなずいて後は何も言ってこなくなりますので。

長所と短所を聞くメリットは?

ここまで書きながら、面接官が長所と短所を聞くメリットを考えていたのですがようやく分かった気がします。

面接で長所と短所を聞くと、うまく話せない人が何人かいるんですよ。

「それ絶対面接に不利になるって!言うなよぉー!!」

このように思わせる回答をしてくる人が確かにいた…。

 

なので、会社側では「長所と短所」の質問により採用か不採用かのふるいにかけていたんですね!

しかし、最近だとみんな特訓してから面接に臨むので、そんなケアレスミスはしないと思いますが…中にはいるんですよ。

 

また、自己分析出来ているっていうのは今思うと素晴らしいことですね。

自分の「いい所」と「悪い所」が分かっているのなら自分で長所を伸ばすことができ、短所は改善できるということですから。

 

ですので、面接に臨む際は自分の長所と短所を少なからずまとめてみるようにしましょう。

そうすると、採用率も必ずアップすると思いますので!

まとめ

面接で1番多く聞かれる「自分の長所と短所」ですが、少なからず採用・不採用に関わってくるのでしっかりと返答出来るようにしておきましょう!

そうすると、入社したい会社へ胸をはって就職することが出来ると思います。

 

それでは! 

 

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